753Note

2. VAIO環境

2-7. Special Tools インストール

このページの内容

  1. Free DVD ISO Maker
  2. DAEMON Tools Lite
  3. ImgBurn
  4. WinImage
  5. HFV Explorer
  6. Lhaplus
  7. StuffIt Expander
  8. QuickTime for Windows
  9. Willem Programmer
  10. SRecord

1. Free DVD ISO Maker

isoイメージの作成はアーカイブ化の第一歩だと思っています。
Mac OS のリテール版以外のCDやDVDはすべてFree DVD ISO Makerを用いてisoイメージを作成しています。
また、1. Free DVD ISO Maker、2. DAEMON Tools Lite、3. ImgBurnは、isoイメージ活用のための3点セットです。


「freedvd2iso.exe」をダブルクリック。

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「はい」。「Next」。

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「Next」。「Next」。

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「Install」。「Finish」。

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[D:]ドライブが認識されています。
これで使用可能です。

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使用中にこの画面になった場合には、「one-time registration code」を取得して入力します。
ある時から「Lifetime Code」という名前に変わって、それを入力したらこの画面が出なくなったように記憶しています。

以下、使い方の例です。
「Mac OS X 10.0 Install CD」のisoイメージを作成してみます。

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CDをドライブに入れます。
[D:]ドライブに入れたCDが認識されたら「Next」。

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「Select output directory」の「...」をクリックして出力先を指定します。
「Output file」の「...」をクリックして出力ファイル名を変更します。
isoイメージの出力先とファイル名を確認して「Convert」を実行します。

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作成が完了しました。
確認のため「Open output direcotry」をクリックします。

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指定したとおりに作成されているか確認できます。
Free DVD ISO Makerを「Exit」します。

2. DAEMON Tools Lite

1.のFree DVD ISO Makerで作成したisoイメージをマウントして使用する仮想ドライブです。
これにより、物理メディアも物理ドライブも使わないバーチャル環境で作業が行なえます。
一般的なCD版ソフトウェアのインストール方法についてはここで例を示しました。
また、Windows用途に限らず雑誌の付録CDなどのハイブリッド版にも使えますので、今では希少な日本語版のユーティリティなどを探す時にも便利です。


「dtlite4491-0356.exe」をダブルクリックします。
「dtlite4491-0356.zip」はバックアップ用のアーカイブです。

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「言語」は「Japanese(日本語)」が選択できます。

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「無料ライセンス」を選択します。

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「インストール」。

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「完了」。「このバージョンをスキップ」。

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[DT-0]という仮想ドライブが[G:]に作成され、使用可能な状態になっています。

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使い方は簡単です。
仮想ドライブ[DT-0]を右クリックして「マウント」を選びます。

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「CD-ROM ISO」に置いてある「MacFan20010115.iso」をマウントしてみます。
Mac Fan 2001年1月15日号の付録CDです。

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Mac Fan CD-ROMが[DT-0]にマウントされましたので、ダブルクリックで開きます。

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「圧縮・解凍」のコーナーに、探していたAladdin Expander 5.5Jのアーカイブがありました。

3. ImgBurn

isoイメージからディスクを作成する作業にはもっぱらこのツールを使っています。
Mac、Windowsを問わず、すべてのディスクのバックアップ作成に活用しています。


「SetupImgBurn_2.5.8.0.exe」をダブルクリックします。

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「I accept...」にチェックを入れて、「Next」。

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「Next」。「Next」。

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「Next」。「はい」。

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「Finish」。
デスクトップに作成されたショートカットをダブルクリックして、ImgBurnを起動します。
これで使える状態になりますが、日本語化を行なうため一旦ImgBurnを終了します。


「imgburn2580_jp2.zip」をダブルクリックします。
フォルダ内の「Japanese.lng」を、C:\Program Files (x86)\ImgBurn\Languagesフォルダに入れて、再度ImgBurnを起動します。

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日本語化されました。

以下、使い方の例です。
「Mac OS X 10.0 Install CD」のisoイメージからバックアップディスクを作成してみます。

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「イメージファイルをディスクに書き込む」を選択します。

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空のCDをドライブにセットします。
「入力元」をフォルダの絵のアイコンから指定します。
isoイメージからディスクへの変換を示すアイコンがアクティブになったらクリックします。

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書き込みが終了するとこのような画面になります。
「Synchronising Cache...」には時間がかかるので待ちます。

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しばらくするとトレーが排出されます。
トレーを手で閉じて、「OK」をクリックします。

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ベリファイが始まります。

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書き込みが成功したら、「OK」。
ImageBurnによる作業は以上です。

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オリジナルのディスクレーベルをプリンターでスキャンして、レーベル印刷を行ないました。
最近のプリンターは性能がいいので、逆にオリジナルとの識別が難しいくらいです。

4. WinImage

WinImageは文字通りWindows機でイメージが扱える重宝なソフトです。
dskデータからフロッピーディスクを作成するツールにしています。
SE/30のFDドライブを使用せずに、汎用のFDドライブで作業ができます。


「wima6490.zip」をダブルクリックします。
デスクトップに作成される「wima6490」フォルダを(C:)の「Program Files」フォルダにコピーします。
「wima6490」フォルダ内の「winimage.exe」をダブルクリックします。

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WinImage Version 9.00を起動したところです。
「OK」。

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使い方の例として、ここでは「B'sCrew 起動ディスク.dsk」というファイルからフロッピーディスクを作成してみます。
「File」メニューの「Open...」から、

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753/Archive/Startup Disk/作成済み/にある対象のファイルにアクセスして、「開く」。

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読み込みがうまくいくと、右上の「Label:」の小窓にファイル名(の一部)が表示されます。
空の2HD FD(1.4MB)をVAIOに接続したFDドライブに装着します。
「Disk」メニューの「Format and write disk」を実行します。

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フォーマットが行なわれ、続いて書き込みが行なわれます。

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こんな感じで簡単にフロッピーディスクを作成できます。
SE/30用の他の起動ディスクも同じ方法で準備しました。

5. HFV Explorer

HFV Explorerは、ハードディスクイメージファイル(dsk)などをExplorerに似たインターフェースで操作することのできるユーティリティです。
私的には、言語の異なるWindowsとMac間でうまくデータをやり取りするための媒介ツールだと理解しています。


「Hdexp131.zip」をダブルクリックします。
デスクトップに作成される「Hdexp131」フォルダを(C:)の「Program Files」フォルダにコピーします。
「Hdexp131」フォルダ内の「HFVExplorer.exe」をダブルクリックします。

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起動したら、まず日本語を正しく表示するために、「View」から「Options...」を開きます。

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「Font character set is SJIS (Japanese)」にチェックを追加して、「OK」。

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HFV Explorereを再起動すると、文字化けが解消されています。
使い方は色々ですが、ここでは3つだけ簡単な例を示しておきます。

空白ディスク(dsk)の作成
「File」メニューの「Format new volume...」を使います。

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FD用に1.4MBの空白ディスクを作成します。
「Volume size:」は「1440 kB」を選択します。
「ファイル名」と「保存する場所」は「>>」から別ウィンドウを開いて指定します。

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容量が2GBの空白ディスクも準備しておきます。
SE/30のインストール用データを格納するHD20.dsk用です。
尚、「Volume size:」はメニューの「2 GB」を選択してもうまくいかないので「2000 MB」とキーインで変更する必要があります。

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「Archive」に「1440K.dsk」と「2GB.dsk」が作成されています。

フロッピーディスクの作成
WinImage同様、フロッピーディスクの作成も行なえます。

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今回は、「漢字Talk7.1 起動ディスク.dsk」のフロッピーディスクを作成してみます。
「File」メニューから「Write volume to floppy...」を選択します。

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「>>」から書き出したいファイルへのパスを指定して「OK」をクリックします。

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空の2HD FD(1.4MB)をVAIOに接続したFDドライブに装着して、「はい」。
書き出しが始まります。

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書き出しが終了するとこの画面が出ます。
「OK」をして、まずフロッピーディスクをイジェクトして取り出し、F5キーを押します。
ただ、この操作の意味するところは分かりません。

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作成したフロッピーディスクです。

SE/30〜VAIO間のデータ授受
SE/30上で作成したFD(800K)のimageデータをVAIOの「Archives」に取り込む場合の例です。

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SE/30 HD20用 SD「HD20」をVAIOのSDカードスロットに装着します。
「File」メニューの「Open volume...」から「HD20」の「HD20.dsk」を開きます。

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取りあえず、マウントした「HD20」はこのままにしておきます。

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左カラムの「E:\」を開いて、保存先の「Archives」の方の準備をしておきます。
「E:/753/Archives/Mac OS」の下にある「KanjiTalk 6.0.7 FDs」フォルダを開きます。
まだ何もデータが入ってないここがデータの保存先です。

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今度は「HD20」に戻って、送る側の準備をします。
「漢字Talk 6.0.7 FDs」を開いて、格納されているimageファイルを表示します。

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それらを選択した状態でドラッグして、開いておいた「Archives」の「KanjiTalk 6.0.7 FDs」フォルダにドロップします。

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変換モードはプルダウンから「Binhex」(hqx形式)を選択して「OK to All」を実行します。

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「Archives」の「KanjiTalk 6.0.7 FDs」フォルダ内に11個のアーカイブが一気に作成されます。

5-25: SE/30 Floppy Emu (仮想HD20)
5-26: HD20.dskを収めたmicroSD

SE/30とVAIO間のデータ授受を行なうのは、このmicroSDに収められたHD20.dskです。

6. Lhaplus


「lpls174.exe」をダブルクリックします。

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「次へ」。「次へ」。

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「インストール」。「完了」。

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初期設定では、取りあえずそのままで、「OK」。

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Lhaplusを起動して、「解凍設定1」画面を開きます。
上記のように「解凍先フォルダ」を空白にして、デスクトップを指定しておきます。
アーカイブ内に解凍したフォルダを残し忘れたり、間違えてアーカイブファイルの方を削除するのを防ぐためです。

7. StuffIt Expander

hqxファイルがうまく認識されない場合の応急処理に使用しています。


「expander.exe」をダブルクリックします。

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「Next」。「Yes」。

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「Next」。「Next」。

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「Next」。「Finish」。
VAIOが再起動します。

デスクトップに作成されたショートカットからStuffIt Expanderを起動します。

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設定を確認します。
「View」メニューから「Options...」を選択します。

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「Cross Platform」タブを開き、「Save Macintosh files in MacBinary format:」の設定が「When a file contains a resource fork」になっていることを確認します。
そうなっていない場合にはチェックを入れて「OK」します。

使用例を示します。

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HFV Explorerでhqx(Binhex)形式のファイルを移動(コピー)しようとしています。
ここでの例は、「Fontda mover.sea.hqx」です。

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copy modeとして「Automatic・・・」や「Binhex」を選択しても、

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hqx file header not found というErrorになってしまう場合があります。
hqxファイルとして認識されていないということだと思います。

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このような時は、「Fontda mover.sea.hqx」をダブルクリックしてStuffIt Expanderで解凍します。
ここでは「Font」というフォルダが生成されています。

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その中に「DA Mover.sea」というファイルが作成されていますのでこちらを使用します。

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再度HFV Explorereを起動して、「DA Mover.sea」を移動してみます。

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copy modeに「MacBinary 2」を選択して、「OK」。

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移動先に「Font/DA Mover.sea」として移動されました。

7-9の設定を行なわずに解凍して生成された「DA Mover.sea」ではErrorになってしまいます。
ただし、うまくいく場合があるというだけで、場当たり的な手段にしかなっていません。
バイナリファイルの種類や使い分けについては、結局のところあまりよく理解できていません。

8. QuickTime for Windows

MacのPICT形式の画像をWindowsで開くためのツールとして使っています。


「QuickTimeInstaller.exe」をダブルクリックします。

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「次へ」。「はい」。

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「標準」。「インストール」。

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「完了」。
デスクトップに作成されたショートカットをダブルクリックして起動。

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SE/30のスクリーンショットもPICT形式なので、一旦QuickTimeに読み込んでから処理します。

9. Willem Programmer


EPROMライター SIVAVA「Willem Programmer」は、ドライバの関係上Windows 7(VMware環境)にインストールして使用しています。
Windows 8.1に対応したドライバもあるようですが、確認できていません。

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Daystar Turbo 040のROMの書き換えなどに使っています。⇒ こちら

10. SRecord


SRecordはWillem ProgrammerとセットでEPROMのプログラミングに使用しています。

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SE/30用 Programmable ROM SIMMの編集に使いました。⇒ こちら


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