753Note

5. Works

5-8. まとめ

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  1. まとめ

1. まとめ

現在保有しているSE/30、PowerBook G3 Pismo、iBook G3 16 VRAM、MacBook Late 2008で稼働しているMac OSをWindows環境で再現確認してみました。

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漢字Talk 1.0からMac OS X 10.10(Yosemite)までを、Windows環境の6つのエミュレータを使って再現することができました。
逆に、漢字Talk 1.0と2.0はともかく、現有のMac側で走らせられないOSはMac OS 8.6だけということになります。参考までに、 ⇒ Mac OS 8.6 on Pismo

VAIOで管理している「Archives」データを使って、各Macで使用するデータの編集や確認を行なうことを想定した場合、SheepShaverのMac OS 9.0.4環境と、VMware WorkstationのMac OS X 10.9環境が、実用的にもかなり有効であると思われます。
それぞれ「This PC」「VMware Shared Folders」という共有機能を使って「Archives」に直接アクセスできることが重要なポイントです。
逆にこのような機能がなく、追加インストール用のisoデータなどを作成する必要があるものは、実用性に乏しいと言えます。

実用性はさておき、本物のMacとは異なる感覚を楽しめるのも仮想マシンの魅力だと思います。
Mini vMacできびきびと動くモノクロのKanjiTalkや、BasiliskIIで瞬時に起動してしまうMac OS 7.6.1などです。
QemuやPearPCには未完成な部分が多く、Mac-on-Macと同様、日の目を見なかった"PPC VM"の悲哀みたいなものさえ感じます。
Mac OS 9をClassic環境ではなく単独起動したいと考えた人たちの思いも伝わっくるようです。

以上。


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