これまで、所有しているSE/30 3台と、Macノートブック3機種について、その使用実態などを備忘録的にまとめてきました。
「 Macintosh SE/30をいつまでも楽しむために 」
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「 Macノートブック三傑 」
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残るのは常用機としているWindows機のVAIOだけということになります。
本書では、そのVAIOの裏方的な部分に着目してMacマシンとの共存関係についてまとめたいと思います。
古いMacマシンを末永く楽しんでいくための方策として、一助になれば幸いです。
これらのマシンの共存環境について、私自身が「コンセプト」としている内容です。
ここでも、これに沿った説明をしていきます。
一元管理の一番の目的は、単純に言うと「あのデータはどこに行った?」をなくすことです。
すべてのMacで使用するデータを、FD、CD、DVDのデータも含めて、すべてアーカイブ化して、VAIO上の「Archives」という場所に置くことから始めました。
そして次の図に示すように、これらのデータを各Macごとに一つのメディアに収めてデリバリーすることを考えました。
ただし、デリバリーするデータを各Macでより使いやすい形に編集したり、事前に簡単な作動確認を行なっておこうとすると、どうしてもMacでの作業が入りVAIO上だけでは完結できません。
そこで、
E-MaculationやVMwareに関するWeb情報を参考に、各Macの環境に対応した仮想環境「Works」を作成して、Macデータの編集や簡単な作動チェックができるようにと考えました。
ただし、基本的にAppleのライセンス契約に違反する行為になるため、あくまで自己責任での実施ということになります。
自身で購入して、契約やサポートが切れてしまったものを、自身の責任で使用する分には許されてもいいように思いますが、Appleがその例外や適用の範囲を具体的に示していない以上、目的や理由に関係なく一切ダメというのが良識ある人の理解だと思います。