1. SE/30の分解
SE/30を解体してロジックボードを外すまでの基本手順を示しておきます。
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SE/30を分解するには、まずリヤカバーを取り付けている4ヶ所のネジを外す必要があります。
上側の2ヶ所のネジが奥まった所にあるので柄の部分が長いトルクスT15ドライバ ACTX-1515を使用します。
1-2: ACTX-1515
1-3: 先端部
トルクスT15ドライバ ACTX-1515です。
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本体とリヤカバーのスキマにマックオープナーを差し込んで、こじ開けます。
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分解作業に当たっては感電の危険性があるので、簡易的な放電工具を作成しました。
黒クリップ側をCRTのアース部に止め、マイナスドライバの先でCRTのゴムカバーの中にある金属部に触れて、放電します。
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ロジックボードを外す場合は、HDD用とFDD用のフラットケーブルのロジックボード側コネクタを外しておきます。
また、メインハーネスは作業がやり辛いロジックボード側ではなくアナログボード側のコネクタを外しておきます。
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このような状態にしておいて、ロジックボードを上に引き上げて外します。
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こんな感じでロジックボードが外れます。
尚、この時ピーカーケーブルが突っ張ってロジックボード側のコネクタ部を損傷しないように、スピーカーケーブルをこのように延長しておくのも予防策です。
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