Top
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
Bottom
753Note
古いレコードやCDを気軽にいつまでもいい音で
5. MusicBeeによるNAS音源データ管理、CDのリッピング
このページの構成
1. 狙い
2. MusicBeeのインストールとライブラリの作成
3. CDの取り込み(リッピング)
4. プレーヤーの設定
5. 再生する
6. その他の機能
1. 狙い
CD、レコードのお気に入りの曲や、Webからダウンロードした音源はすべてNASに一括して置いておき、PCオーディオとして音響補正あり/なしで聴けるようにする。
それらの音源データの再生・管理には機能が豊富な無料ソフト「MusicBee」を使用する。
「MusicBee」はFLACやmp3など幅広い形式に対応しており、またCDの取り込みも可能で、自動でアルバム情報やアートワークの取得も可能ということなので試してみたい。
尚、レコード音源の取り込みに関しては、別途「Audacity」を用いて行なうことにする。
「PCオーディ」の高音質化や「MusicBee」の使い方など、以下の記事がたいへん分かりやすかったので参考にさせていただいた。
パソコンで高音質を堪能、「USB DAC」とは? - NIKKEI
2. MusicBeeのインストールとライブラリの作成
以下より「MusicBee v3.5.8698 (23/10/25)」をダウンロード。
厳密なCDリッピング機能を備えた多機能なライブラリ型音楽プレイヤー - 窓の杜
ダウンロードした「MusicBeeSetup_3_5.exe」をダブルクリックで実行。
2-1: MusicBee Setup ようこそ画面
2-2: 使用許諾契約
2-3: インストール先
2-4: 終了画面
2-5: 日本語の選択
2-6: ファイルのスキャン(閉じる)
デフォルトの設定でインストールを進め、言語には「日本語」を選択する。
既存の音楽ファイルを追加するか聞いてくるが、新規のため何もせずそのまま「閉じる」。
2-7: 新規画面
新規の状態で「MusicBee」画面が開かれる。
2-8: 新規ライブラリ作成
「MusicBee」メニューから「ファイル」「ライブラリ」「新規ライブラリを作成」を選択。
2-9: ライブラリ追加
音源データはNASの「Music」フォルダに置くことにするので、そこへのパスを手入力する。
(「...」からではうまく指定できない)
ライブラリ名は「MusicBee」として「ライブラリ追加」を実行する。
2-10: ライブラリ作成完了
エラー画面が表示されたが、問題なく指定した場所にライブラリが作成されている。
3. CDの取り込み(リッピング)
「設定」から「CDの取り込み」を開く。
3-1: CDの取り込み 設定画面
「エンコード形式」は「FLAC」を選択。(「プロファイル」は自動的に「標準圧縮」)
「保存先フォルダ」はデフォルトの「Ripped Files\」のまま。
(別途、レコードの音源は「Phono Files」、ダウンロード音源は「Downloaded Files」に置く)
「読み取りオフセット」は「検索」より「+6」、「AccurateRip.comを使用して取り込みを検証」にチェックを入れ、「セキュアな取り込み(エラーを回復する)」を選択する。
他は、デフォルトの設定とし、「保存」。
3-2: CDを取り込む
取り込むCDをドライブに挿入する。
「MusicBee」メニューから「ツール」「CDを取り込む...」を選択。
3-3: 開始
トラックの内容が表示されたら、取り込み対象のトラックを選択して「開始」をクリック。
3-4: 進行中
取り込みが進行する。
3-5: 終了
取り込みが終了するとCDが排出されてこの画面になるので「閉じる」。
3-6: BALLADS ON PIANO
「MusicBee」画面に取り込まれたアルバムやトラックの情報が表示される。
「BALLADS ON PIANO」が取り込まれた。
3-7: Smoky Vocal World
「Smoky Vocal World」も同様の方法で取り込んだ。
4. プレーヤーの設定
「設定」から「プレーヤー」を開く。
4-1: プレーヤー 設定画面
「プレーヤー」の「出力」を「WASAPI (Exclusive)」にする。
これにより「MusicBee」使用中は他のアプリやシステム音とは遮断されて処理されるので、余計な音が入ったり音質の低下が起こらない。
5. 再生する
【PCで再生する場合の設定】
5-1: SX Virtual Link(DDRC-24未接続)
5-2: 出力デバイス(内部スピーカー)
DDRC-24は接続(使用)しないので、SX Virtual Linkはこのような状態になっている。
PCのメニューバーでは出力デバイスとして内部スピーカーが選択されている。
5-3: 内部スピーカーを選択
MusicBeeの「設定」から「プレーヤー」を開く。
「サウンドデバイス」には内部スピーカーを選択する。
【PCオーディオで再生する場合の設定】
5-4: SX Virtual Link(DDRC-24接続)
5-5: 出力デバイス(DDRC-24)
DDRC-24を接続して、SX Virtual Linkをこのような状態にする。
PCのメニューバーでは出力デバイスとしてDDRC-24が選択されるはず。
5-6: DDRC-24 を選択
MusicBeeの「設定」から「プレーヤー」を開く。
「サウンドデバイス」を「DDRC-24」に変更する。
「リサンプル」をDDRC-24のサンプリング周波数に合わせて「48k」としておき、「保存」。
【再生する(共通)】
5-7: 再生
例えば、「夢見る人 (Beatiful Dreamer)」を選択し、再生ボタンを押す。
曲が再生される。
6. その他の機能
以上、基本的な機能についての確認を行なった。
イコライザーやDSP処理などの機能もあるようだが、このソフトにはCDの取り込みと基本的な再生と管理を確実に行なってくれることを期待する。
その他の機能については以下の記事も参考にさせていただこうと思う。
PC用の音楽再生アプリはWASAPI対応のMusicBeeで! - Start Point
6-1: スキンの変更
アートワークなどは自分で画像を追加することができる。
また、スキンは設定メニューの「スキンの選択」から変更が可能。
「スキンの選択」→「Blue」→「Midnight」に変更してみた。
この方が見やすくなるし、カッコイイ。
Copyright 2022 WaterFront111 All rights reserved.
前頁
目次
次頁