753Note

3. iBook G3 16 VRAM

3-4. 基本インストール

このページの内容

  01. パーティションの準備
  02. Mac OS X 10.3
  03. Mac OS 9.2

1. パーティションの準備

パーティションの作成は、ここでもMac OS 9の「ドライブ設定」ではなく、細かな設定ができるMac OS Xの「ディスクユーティリティ」を使用することにしました。

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Mac OS X 10.3インストールCDの1枚目をドライブに装着して、Cキーを押しながら起動します。

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「主に日本語を使用する」を選択して「続ける」。

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インストーラ画面になりますが、「続ける」ではなく、「Installer」メニューから「ディスクユーティリティを開く...」を選択します。

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左カラムの内蔵HDDを選択した状態で「パーティション」を選択します。
「ボリュームの方式」を、「現在の設定」から「3パーティション」に変更します。
3等分されたボリューム「名称未設定 1」〜「名称未設定 3」が表示されます。
 ・「フォーマット」は「Mac OS 拡張 (ジャーナリング)」
 ・「変更できないようにする」はチェックなし
 ・「Mac OS 9 ディスクドライバをインストール」はチェックあり
これらのデフォルトの設定はそのままとします。

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各ボリュームを選択して、「名前」と「サイズ」をこのように変更します。
サイズはMac OS X 10.4とMac OS 9.2を各々10GB、残りをMac OS X 10.3にしたかったので、
「名称未設定 2」→「名称未設定 3」→「名称未設定 1」の順に作業しました。
その状態で「パーティション」を実行します。
これでパーティションの準備ができたので、ディスクユーティリティを終了します。

2. Mac OS X 10.3

1-2のインストール画面に戻るので、そのまま「続ける」でOSのインストールを行ないます。
時間の設定がおかしくならないように、LANケーブルだけは接続しておきます。

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画面の指示に従います。

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インストール先のボリュームに「Mac OS X 10.3」を選んで、「続ける」。

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「インストール」を行なう前に、「カスタマイズ」を選びます。

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「プリンタドライバ」と「フォント」は不要なので、チェックボックスを2回クリックしてボックス内の−を外します。
「言語環境」はチェックボックスを1回クリックして、ボックス内の✔を−に変更します。
これで日本語のみが選択された状態になっています。
「X11」にチェックを入れます。
「BSD サブシステム」はチェックが入ったままにしておきます。
この状態で「インストール」をクリックします。

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チェック画面は、「スキップ」して問題ないと思います。
「BSD サブシステム」がインストールされています。

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インストールが完了すると自動的に「再起動」かかります。
"Mac OS X Install Disk 2"の挿入を求められますので指示に従います。

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「StuffIt Expander」などのソフトウェアの追加インストールが行なわれます。
"Mac OS X Install Disk 3"の挿入を求められますので指示に従います。

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X11のインストールが行なわれます。
自動的に「終了」して、再起動されます。

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さあ、始めよう!

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「ようこそ」画面になります。

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「時間帯の設定」や「日付と時刻の設定」などの基本設定を行ないます。
最後のページで設定を「終了」すると、

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Mac OS X 10.3のデスクトップが現われます。


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アップデートを行ないます。
USB「FOR IBOOK」を接続して、「MacOSXUpdateCombo10.3.9.dmg」をダブルクリック。
同名のアップデートパッケージをダブルクリックしてアップデートを行ないます。

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ボリューム「Mac OS X 10.3」にアップデートをインストールします。

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インストールが完了したら「再起動」します。

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デスクトップが現われたら、他の設定を行ないます。
時計は合っているようです。
AirMacが接続されていないので、設定を行なっておきます。
メニューバーのAirMacのアイコンをプルダウンして、対象のネットワークを選択します。

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「パスワード」を入力して「OK」。

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Mac OS X 10.3のインストールと設定が終了しました。

3. Mac OS 9.2

Mac OS 9のインストールは、iBook専用のMac OS 9 インストールCDから行ないます。
CDをドライブに装着して、Cキーを押しながら起動します。

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通常の起動画面です。
デスクトップの作り直しは不要なので「中止」します。

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「iBook Install CD」から起動できました。
3つのボリュームもマウントされています。
「Mac OS インストーラ」をダブルクリックして、インストール作業を進めます。
インストール先のディスク(ボリューム)には「Mac OS 9.2」を「選択」します。

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インストールが完了したら、「終了」。
さらに、「特別」メニューから「再起動」して、すぐにoptionキーを押します。
そうしないと、Mac OS X 10.3のボリュームから起動してしまいます。

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Startup Managerの画面で、Mac OS 9.2のボリュームを選択して、→で起動します。

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Mac OS 9.2から起動して、

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Mac OS 9.2のデスクトップが現われます。
アップデートは必要ないので、このまま各設定を行ないます。
「Mac OS 設定アシスタント」の説明は重複するので省略します。

「AirMac 設定アシスタント」のウィンドウが開いているので、設定を行ないます。

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「お使いのコンピュータを既存のワイヤレスネットワークに接続する」を選択。
「利用可能な AirMac ネットワーク」をプルダウンメニューから選択します。

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「パスワード」を入力して、「設定する」。

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しばらくすると現われる画面で、「いま接続する」をクリックします。
アップルメニューから「AirMac」を選ぶと、「使用中」になっています。
説明にあるように、TCP/IPはデフォルトの"省略時設定"を使用しているようです。

時計が少しずれているようなので、日付と時刻の設定を確認します。

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「コントロールパネル」の「TCP/IP」を開きます。
「経由先」を「内蔵Ethernet」、「接続方法」を「DHCPサーバを参照」に設定してウィンドウを閉じ、「保存」します。

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「コントロールパネル」の「日付と時刻」を開きます。
「ネットワーク・タイムサーバを使用する」にチェックが入ってないのでチェックを入れ、「サーバオプション」を開きます。
「タイムサーバ」を現在の「Apple アメリカ・・・」から「Apple アジア・・・」に変更して、「すぐに設定」。

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これで、時刻が合わせられるので「OK」。

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Mac OS 9.2のインストールと設定が終了しました。


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