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2. PowerBook G3 Pismo

2-5. G4アップグレードと液晶交換

このページの内容

  1. バックサイドL2キャッシュ消失
  2. 液晶パネル劣化
  3. 修理依頼
  4. 元気になったPismo

1. バックサイドL2キャッシュ消失

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起動時にこんな画面が現われるようになりました。
少し前から、電源を入れても一度では起動しなかったり、作動が急に遅くなるといった兆候があり、おかしいなとは思っていました。
その後も調子は良くならず、背面のリセットスイッチを使う頻度が増えてきました。
システムプロファイラを確認していたところ、
最初は電源投入自己テストに「エラーが起きました」と出ていただけだったのが、
いつの間にか、
Mac OS X 10.4ではハードウェア概要の「2次キャッシュ:1MB」自体の表記が無くなり、
Mac OS 9.2では「外部L2キャッシュ」が「未インストール」に変わっていました。
バックサイドL2キャッシュが消失してしまったようです。

2. 液晶パネル劣化

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あと、2次キャッシュには直接の関係はありませんが、画面の劣化も進んできました。
全体的に暗くなり、右下の領域には黄ばみやカビみたいなものまで発生しています。
このような白っぽい画面を表示した場合には、文字も読みづらくなってきました。

3. 修理依頼

困った時は・・・、丸真商店さんです。
同店のサイトにはSE/30だけでなくPismoに関する情報も豊富なので、いつも見ています。
ちなみに、「Pismo」「外部L2キャッシュ」でググると、すぐにこのページが出てきます。
外部L2キャッシュの修理はボードごとの交換になるようなので、この際、以前より検討していたG4/500MHzへのアップグレードを同時にやってしまおうと思いました。
また、「Pismo」「液晶」でググると、すぐにこのページが出てきます。

丸真商店さんとメールで相談をして、G4/500MHzアップグレード(G3ボードは交換)と液晶パネル交換を同時にお願いすることにしました。
交換/修理の内容や代金については、上記の場所に詳しく載っていますので、ここでは説明を割愛させていただきます。

4. 元気になったPismo

Pismo本体を送ってから1週間も経たずに、Pismoが戻ってきました。

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Mac OS 9.0の「Apple システム・プロフィール」画面です。
  バックサイドL2キャッシュ: 1 MB となっています。

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Mac OS X 10.4の「システムプロファイラ」画面です。
  CPU タイプ: PowerPC G4 (11.4)
  CPU 速度: 500 MHz
  二次キャッシュ: 1 MB となっています。

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そして、液晶には、この明るさと鮮明さが蘇りました。
(右上、左上の隅が少し暗くなっているように見えますが、私の撮影技量不足によるものです。)

特に液晶の交換作業は簡単ではないと思いますが、この出来栄えには感心させられます。
画面も明るく、動作もきびきび、また当分の間はPismoを気持ち良く使うことができそうです。
丸真商店さん、ありがとうございました。


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