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1. Macノートブック三傑

1-1. まえがき

このページの構成

  1. 本資料作成の背景
  2. 3台のマシンの使用環境
  3. 各マシンの役割

1. 本資料作成の背景

Macのノートブックとしては現在、以下の3台を使用しています。
  PowerBook G3 Pismo
  iBook G3 16 VRAM
  MacBook Late 2008
それ以外にもSE/30が3台あります。
SE/30が発売された1989年からずっと使用してきたMac、特にオールドマックには愛着があるので、すべてのバージョンのOSが扱える環境を維持しておきたいと考えた結果です。
SE/30については「Macintosh SE/30をいつまでも楽しむために」として既に備忘録を作成済みです。
上記のノートブック3機種も今や往年の名機となりつつあるので、「Macノートブック三傑」という形で備忘録を作成しておくことにしました。

2. 3台のマシンの使用環境

2-1: 机上の風景

これらのMacノートブック3台は、SE/30や常用機であるVAIOと一緒に、狭い机の上で場所を譲り合うように共存しています。
SE/30やPowerBook G3、iBook G3用のインストールデータは、処理の早いVAIOでダウンロードしたりアーカイブ化して作成・管理しています。

2-2: ネットワーク環境

Macノートブック3台とVAIOはLAN(有線/無線)でインターネット接続されています。
また、VAIOと各Macでのデータのやりとりを行なうための専用の物理メディアも準備しました。

2-3: PowerBookデータ用 USB
  ボリューム名「FOR PBOOK」
2-4: iBookデータ用 USB
  ボリューム名「FOR IBOOK」

2-5: MacBookデータ用 SD/USB
  ボリューム名「FOR MACBOOK」
2-6: SE/30データ用 SD
  ボリューム名「HD20」

SE/30用データの授受に関する詳細は「Macintosh SE/30をいつまでも楽しむために」を参照ください。

3. 各マシンの役割

まえがきとは言え、上記説明だけでは3台の位置付けが分かりにくいと思いますので、各マシンの役割という観点から補足的に紹介しておきます。

PowerBook G3 Pismo
このマシンの最大の特徴を発揮できるよう、Mac OS 9.0、9.1、9.2、Mac OS X 10.0、10.1、10.2、10.3、10.4のOSの起動が可能となるボリュームを一通り備えています。
ただし、主たる役割はSE/30で使用するインストールデータ「HD20」を編集・作成・供給することにあります。
そのために、Mac OS 9.0環境にはファイルの圧縮/解凍をはじめ、imgやsmiを作成するためのユーティリティ環境を構築しました。
また、VAIO→Mac OS X 10.4環境=Mac OS 9.0環境→SE/30というデータの引き渡しを可能にするため、ファイル共有の設定を行ないました。

iBook G3 16 VRAM
実用重視のPismoと用途がかぶってもつまらないので、このマシンは少しお遊び的な目的で使うことにしました。
一つ目は、SE/30にインストールしている68k定番?の熱帯魚飼育アプリ「AQUAZONE」と麻雀ゲーム「MacPon」の、それぞれのPPC版「AQUAZONE Deluxe」と「MacPonII」をインストールしてみました。(FD版とCD版の違いとも言えます。)
二つ目は、少し謎めいたMac-on-Mac(MoM)というPPC版のVMを使って、このマシンでは本来リテール起動できないOSを起動してPismoと同等にしてみようと考えました。
あと、このマシンはMacの中で最も分解(解体)が難しい機種だと言われているようです。
実際に、その難解なパズルのような構造について紹介します。

MacBook Late 2008
このマシンではOS X El Capitanまで使用できますが、常用しているのはこの機種と相性のいいMavericksです。
実用面での用途は、インターネット経由でMac関連データをダウンロードしたり、ディスクユーティリティによるMac OSインストールCDなどのイメージ(cdr,dmg)作成です。
もう一つは、VMware FUSION(こちらは著名VM)を使って、INTEL初代のMac OS X Tiger(10.4)からOS X El Capitan(10.11)までの仮想マシン作成に挑戦してみました。


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